読書ノート

ここ10年くらい、本を読み続けています。
それこそ、手当たり次第の乱読。
書評メルマガや新聞での紹介から、図書館で気になったものから、隙間時間を見つけて読んできました。

はじめは読書カードにメモしていたが、かけた時間の割に見返すことは全くなかったので、読書メーターに変更。
読書メーターは入力字数が少なくて、数年後の自分に向けた備忘録としては物足りない。
なので、ここに記録していこうと思います。
できるときに。

今回は、同級生としてる読書会に投稿したもの。

コーチングのプロが教える「ほめる」技術』鈴木義幸

「ほめる」と題されているけど、そこにとどまらず、相手の存在を承認することの大切さについて、具体例を挙げながら書いてある本。
英語でいうと、acknowledgement。
とにかく存在を承認する意識に基づいた行動、そして、それを相手に伝えることの大切さについて。
自分を省みると、全然足りてなくて、少しずつ取り入れていきたい。

・承認のメッセージを送ることは、相手に行動を促すエネルギーを送り続けること

・体育会でも根性で頑張りぬく時代は終わった。コーチが承認メッセージを送りまくって、メンバーが動き始める。乗せるのがうまい指導者は承認が上手い。

【ほめる】
・相手が聞きたいと思っている言葉でほめること。
・任せることは相手のモチベーションを上げる
・君のおかげで~、君がいると~

【認める】
・意見を求める=あなたの回答や考え方に関心がある、というメッセージ
・アドバイスも、押し付けではなく選択権を残して渡す
・メール返信も相手への承認
・手土産=あなたのことを考えてる

【バリエーション】
・事実や見たままを言葉にするだけでも、承認として伝わる。「髪切ったね」「毎日勉強してるね」。
結果だけじゃなくて過程も承認してるのを伝えるのに使える。
・頻繁に一人一人に声かけを続けると職場の雰囲気は変わり始める。
・相手の使った言葉をリフレインするだけでも、受け止められたと感じる。
・仕事の上司と合えば、モチベーションは上がる=上司に承認されていたと感じていたため。つまり、部下から上司にも承認メッセージを贈ると、上司が変わる。
・売る営業マンは直接商品を売らない。相手のニーズをとにかく聞きだす。
・子どもにもacknowledgementのシャワーを。子どもも外で頑張ってる。自分が自分でいられる場所にする。