シュタイナー教育のこと
長男の子育て中からシュタイナー教育が気になっていた。
教具や思想は、なんとなく知っていて、いいなぁと単純に憧れがあった。
幼児期のファンタジーを大切にするところにひかれた。
次男のとき、京都のシュタイナー教育の場所で幼児向けプログラムに参加するチャンスがあり、その世界観に惹かれるようになった。
穏やかな大人、歌、リズム、
やさしい色彩。
大人でもずっと浸っていたくなる。
次男と行ったとき
ちょうどツバメが巣でヒナを育てている時期で
スイスイ出入りしていたから
次男と私は ツバメのがっこう と呼んでいる。
三男が生まれて
また接するチャンスはないかなぁと思っていた。
セミナーの動画を迷いながら申し込んで、
やっと〆切間際に見た。
本や記事を読んで知ったつもりになるのとは違い、
実践してる方のお話だから
ゆっくり染みる。
子どもへの声かけ
楽器を鳴らした後のように、声かけも子どもの中では余韻が残ってる
いつも同じが安心する
三男が歩けるようになったら、毎日同じコースを散歩しよう
同じだから変化に気づける
∞のバランス
片方だけじゃなくて、両サイドを意識してあげる
移行するときも大事、見守る
玄関で同じことをする、触れてあげると子どもは安心するかしら。
繰り返しのリズム
これがあるから子どもも安心するし、先がなんとなくわかるから、大人から言われなくてもできることが増える。
子どもだって、大人に偉そうにいちいち言われたくない、よね。
振り返るとできてないことばかり
子どもに私のリズムを押し付けてばかり。
ごめんなさい、彼らの大事な幼児期を。
さて、これからどうするか。
人生のステージによって、その人のリズムは変わってくるし、それでいい。
長男のときにショックだったのは、
大人のリズムと赤ちゃんのリズムが違いすぎて、
どうやって調整していいか
わからなかったから。
私のやりたいことが
やりたいタイミングでできないことを受け入れるのに時間がかかった。
今は育休もらってるからいいけど、
仕事を始めたら、今度はどうやって家族のそれぞれのリズムと
その接点を
どう作っていくか。
悩ましい。
子どものリズムを優先したいけど、
合わせてばかりじゃ
私が卑屈になっていく
時間とともに
みんなのリズムが違っていく中で
みんなで一緒に、が難しくなる中で
私は一人の時間を持ちながら
ゆったりと過ごしたい
子どもがそれぞれに
寄りたいタイミングで
私に立ち寄ってくれるような
そんな存在になりたい。